Projector Quick Connectionは、日立プロジェクターへ、スマート端末の写真やドキュメント、Webページを無線LAN(Wi-Fi)で転送して投写するアプリケーションです。
スマート端末を使って快適にプロジェクターの操作ができるので、スムースなプレゼンテーションを行うことができます。
またリモートコントロールは、ドキュメント/ピクチャー/Webページの投写時でも利用できます。
【リモート操作できる機能】
・点灯/消灯 ・入力切替 ・音量調整 ・消音 ・ブランク ・静止
Projector Quick Connection の“Contents”タブから、写真やドキュメント、Web画面を、日立プロジェクターへ投写することができます。
1) 写真投写
Projector Quick Connectionはスマート端末のカメラロールから写真をインポートし、日立プロジェクターへ投写します。
2) ドキュメント投写
様々なドキュメントを日立プロジェクターに投写できます。(仕様参考)
iOSの場合
メールの添付ファイル、Dropbox®やEvernote®を利用してファイルをインポートすることができます。
iOS用のアプリの場合、iTunes®またはFinder®を利用し、ファイルを追加できます。また、iCloudへのドキュメント自動ダウンロード・アップロードができます。
Windowsの場合
ステップ@: デバイスをクリック。
ステップA: ファイル共有をクリック。
ステップB: PJ Connectionをクリック。
ステップC: 追加をクリック。
Android™の場合
Android™用のアプリの場合、Android端末のフォルダにファイルを追加できます。
*Android用のアプリの場合、対応ドキュメントはPDFのみです。
Mac OS の場合
ステップ@:ファイルをクリック。
ステップA:PJ Connectionへファイルをドロップ。
*Mac OSのバージョンによってファイルの取り込み方法が異なる場合があります。
詳細はお使いの端末のマニュアルを参照してください。
3) Webサイトと投写
Webサイトを日立プロジェクターに投写できます。また、よく見るサイトをブックマークに保存しておけば、簡単にサイトを呼び出せます。
4) カメラ
カメラ機能は書画カメラの代わりに、本や物をアプリのカメラ機能で撮り、その情報をプロジェクターへ投写できます。
@ 撮影モード
A プレビューモードの設定(プレビューのデフォルト:Off)
撮影モードのとき、オプションをタップし、プレビューの設定をします。
モニタリング機能は日立プロジェクタ―の電源状態やランプ使用時間などの情報を、PJ Quick Connectionアプリ上で確認できる機能です。また、プロジェクターに異常が生じた時に、エラー情報をアプリ上に通知することができます。
1) モニタリング機能
・プロジェクタ―名
・電源状態
・入力チャンネル
・ランプ-1使用時間 (*1)
・ランプ-2使用時間 (*1)
・点灯時間 (*1)
・フィルター使用時間
・エラー情報 (*2)
・入力端子情報
・出力解像度
・システム時間
・ランプサイクル情報 (*1)
・AC電源電圧
・外部温度
・ネットワーク設定
・シリアル番号
*1 お使いのプロジェクターの“光源”によって表示される項目が異なります。
・カバーエラー
・ファンエラー
・ファン警告
・ランプエラー
・光源エラー (*3)
・温度エラー
・エアフローエラー
・低温エラー
・フィルターエラー
・シャッターエラー
・レンズシフトエラー
・ランプ-1警告
・ランプ-2警告
・光源警告 (*3)
・湿度エラー
・カラーホイールエラー
・レンズドアエラー
・AC瞬断エラー
・その他の警告
・その他のエラー
*3 お使いのプロジェクターの“光源”によって表示される項目が異なります。
2) エラー情報の通知機能の設定
エラー情報の通知機能のON/OFFや通知情報の設定が可能です。
監視時間は1秒、10秒、30秒、1分、5分、10分、30分、60分の設定が可能です。
1.表示モード
Projector Quick Connectionのオプションの表示モードは、画面を4分割して最大4台までのスマート端末やPCを同時に投写できます。
【投写できるファイル】
[iOS]
・Microsoft® Word (.doc, .docx)
・Microsoft® Excel (.xls, .xlsx)
・Microsoft® PowerPoint (.ppt, .pptx)
・Pages (.pages)※1
・Numbers (.number)※1
・Keynote (.key)※1
・PDF (.pdf)
・JPEG (.jpeg, .jpg)
・PNG (.png)
[Android]
・PDF (.pdf)※2
・JPEG (.jpeg, .jpg)
・PNG (.png)
2.スライドショー
写真投写中にオプションからスライドショー設定することで、選択した写真をスライドショーで見ることができます。
※ スムーズなスライドショーのため、写真の順番変更が可能です。
3.iCloudサポート(Apple iOS端末のみ)
Projector Quick Connectionのドキュメントに保存されているファイルは自動でiCloudにアップロードされ、同じiCloudのアカウントを使うiPadやiPhoneから同じデータを見ることができます。
1)iCloud設定
*iCloudのファイルアップロード・ダウンロードは、Wi-Fi/3G/4Gなどの通信速度に関係なく利用できます。
お知らせ
・iCloud設定が“オン”の場合、[コンテンツ]-[ドキュメント]はiCloud上のファイルを利用します。
・iCloud設定が“オフ”の場合、[コンテンツ]-[ドキュメント]はiTunesから追加したファイルを利用します。
2)iTunesから入れたファイルをiCloud上に追加する方法(iCloud設定:“オン”)
iTunesから入れたドキュメントをiCloud上に追加するためには、ファイルを手動でiTunesフォルダからiCloud上に追加する必要があります。
*iCloud上に保存されているドキュメントのiTunesフォルダへの追加には対応していません。
4.マーカー
コンテンツ(ドキュメント、写真、Webページ、カメラ)上に指で描画し、その画面をプロジェクターの大画面で投写することができます。
1) 描画機能
2) 別のアプリで開く / カメラロールに保存
描画した画面は“.png”形式で、[別のアプリで開く] 又は、[カメラロールに保存]ができます。
5.簡単Web Control アクセス
1) 簡単Projector Web Control アクセス
日立プロジェクターの様々な設定をWebページからコントロールできるProjector Web Controlに簡単にアクセスできます。
Projector Web Controlを使用するには、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
6.セキュリティ機能
セキュリティ機能は不正な使用者からのコンテンツ投写およびプロジェクター制御を防止する機能です。本機能を使用するためには、事前にプロジェクター側のセキュリティ設定およびアプリ側のパスワード入力が必要になります。
1)プロジェクター側のセキュリティ設定
*注意事項: 本パスワードは、ネットワーク制御 ポート 1(ポート: 23)またはポート2(ポート:9715)を使用したプロジェクター制御、およびPJLink、マイ イメージ、メッセンジャーの各機能で共通で使用されるものです。これらの機能をご使用の場合、パスワードが変更になりますので、ご注意ください。
2)アプリ側のパスワード入力
参考:アプリに設定しているパスワードとプロジェクターに設定されているパスワードが不一致の場合、“プロジェクター制御”および、“コンテンツ投写”を実行すると、パスワード入力画面が表示されます。本画面でプロジェクターに設定されている正しいパスワードを入力すると、2)-step2の「セキュリティ設定」にも自動的に反映されます。
1.対応機器(2020年9月現在)
アプリ名 | 対応OSバージョン |
---|---|
Projector Quick Connection for iPad (無料) | iOS 11.0以降 または iPadOS |
Projector Quick Connection for iPhone (無料) |
iOS 11.0以降 |
Projector Quick Connection for Android (無料) |
Android 5.0以降 |
【プロジェクター】
●ホール/大会議室/
イベント:
常設・9000シリーズ
・CP-WU9100WJ
・CP-WU9100BJ
・CP-X9110J
・CP-WX9210J
・CP-WU9410J
・CP-X9111J
・CP-WX9211J
・CP-WU9411J
●ホール/大会議室/
イベント:
常設・8000シリーズ
・CP-X8800WJ
・CP-X8800BJ
・CP-WX8750WJ
・CP-WX8750BJ
・CP-WX8650WJ
・CP-WU8700WJ
・CP-WU8700BJ
・CP-WU8600WJ
・CP-X8170J
・CP-X8160J
・CP-WX8255J
・CP-WU8450J
・CP-SX8350J
・CP-X8150J
●教室/中・小会議室:
常設・LED光源
・LP-GU4001J
●教室/中・小会議室:
ポータブル・5000シリーズ
・CP-WU5505J
・CP-WX5505J
・CP-X5555J
●教室/中・小会議室:
ポータブル・小型
・CP-WX4022WNJ
・CP-X4022WNJ
・CP-WX4041WNJ
・CP-X4041WNJ
・CP-X3030WNJ
●教室/中・小会議室:
超短投写・ミラー反射型
(電子黒板機能付き)
・CP-TW3506J
・CP-TW3005J
●教室/中・小会議室:
超短投写・ミラー反射型
・CP-AX3505J
・CP-AW3005J
●教室/中・小会議室:
超短投写・直接投写型
・CP-BW302WNJ
・CP-BX302WNJ
●教室/会議室・スイッチャー
・MS-1WLJ
・MS-1J
2.接続設定
Projector Quick Connectionと日立プロジェクターを接続するためには、スマート端末と日立プロジェクターを、同一のWi-Fiネットワークに接続する必要があります。
また、日立プロジェクター側は、オプションのUSBワイヤレスアダプター(USB-WL-11N)が必要です。
@日立プロジェクターのWi-Fi設定
日立プロジェクターをWi-Fiネットワークに接続するには、次の手順で操作してください。
1. USBワイヤレスアダプターを本体にセット
2. プロジェクターメニューの「ネットワーク」-
「無線LAN設定」から設定してください。
* 無線LANの設定は取扱説明書(こちら)を参考にしてください。
日立プロジェクターは、インフラストラクチャー・モード、シンプルアクセスポイント・モード/アドホック・モードに対応しています。
*Android端末の場合、アドホック・モードの接続は非対応です。
AiPad/iPhoneのWi-Fi設定
iPad/iPhoneをWi-Fiネットワークに接続するには、次の手順で操作してください。
BAndroid端末のWi-Fi設定
Android端末をWi-Fiネットワークに接続するには、次の手順で操作してください。
スマート端末のProjector Quick Connection(PJ Connection)アプリを起動し、“ディスカバリー”ボタンをタップすると、日立プロジェクターの自動検索を行います。検出されたプロジェクターをタップし、“保存”ボタンをタップすることで、日立プロジェクターの登録が完了します。
プロジェクターアイコン右下の“(information)”をタップすると、“セットアップ”からプロジェクターの修正が可能です。
iTunes®のApp StoreSMから専用アプリをダウンロードする必要があります。
Projector Quick Connection for iPad
Projector Quick Connection for iPhone
Google playから専用アプリをダウンロードする必要があります。